それぞれの教室を詳しくご紹介します。写真を選んでクリックしてください。
自由だからこそ育まれる、創造性、自主性
Global & ICTをコンセプトに、アクティブ・ラーニングを推進するために作られた空間・ラーニングコモンズ。とはいっても、ここは勉強をするだけの場ではありません。
四面ガラス張りで明るく広々としたスペースは、生徒も教職員も目的に合わせ自由に使え、学習はもちろん、仲間との語らいや部活動などで、創造性や自主性を育むことができます。
電子黒板もホワイトボードもイスも、フレキシブルにレイアウトして使うことができ、また、床はすべてOAフロアになっており、将来、レイアウトを変化させることも可能となっています。
開放感のある高い天井にはスポットライトも備えられ、発表の場として使うときには、主役となる生徒を照らし出す工夫も施しました。
この心地よい空間は、本校の特長である、生徒と先生の距離が近く温かみのある子どもがのびのび成長することにも役立つでしょう。
生徒の自主性を養い、「探求する力」「適応する力」「実行する力」を伸ばす空間こそ、私たちが作りたかった「学び」のスペースなのです。
歌いやすさに配慮した音響やフロア
音楽室では合唱の授業が多いことから、歌ったときに適度な残響があり歌いやすい構造設備に配慮しました。
合唱のとき指揮者からも生徒からも見やすいようフロアも雛段にし、文化祭での発表なども想定してピアノの配置も決めています。
歌う場所の広さがコンクールの舞台の広さに近いので、生徒の立ち位置の確認なども、この部屋で十分準備できるようになっています。
100kgの滑車実験も可能な物理の専門教室
生物、化学に加え、物理分野の実験がより専門的にできるよう設けました。
天井に100kgまで耐えられるアンカーボルトをつけることで、滑車の実験ができるようになり、完全に暗室にできるようにして、光の実験もできるようにするなど、より設備を充実させています。また、電源も天井から取れるようにしました。
物理室ができたことで、生徒はサイエンスの3分野をより専門的に学べます。
アートな雰囲気の中で、創造力を伸ばす
美術・技術室は、ICT環境を整えることで、従来にないCGを使った創作が行えるなど、創造力をより伸ばせるよう工夫されています。
ブラインドや床、イスのカラーリングにも配慮された教室内はアートな雰囲気にあふれ、ストレージルームも備えています。
そこでは、生徒たちの作品が「魅せる」かたちで保管され、制作後は教室に持ち帰ることなく、次回も継続して創作に取り組むことができます。
ネイティブ教員のもと語学力、国際性を磨く
本校には、現在ネイティブ教員が6名おり、語学力や国際性を磨く授業が行われています。
机の形も三角形としており、組み合わせ次第で多彩なレイアウトが可能で、さまざまなコミュニケーションがとれるようになっています。
中高とも海外研修や留学制度を充実させていますが、学園内におけるオーラルコミュニケーションの授業やチームティーチングにも、このラボがますます活用されるでしょう。
真の国際人となる、和の感性を養う
茶室は茶道部も活動で使いますが、本校は海外からのお客様も多いことから、日本文化に触れていただける場所として活用しています。
「幽玄庵」という名前は創立者の和田幽玄先生に由来するものです。
生徒にとっても、日本文化を再認識することは、真の国際性を身につける上でも非常に重要です。そうした日本人として感性は勉強だけで養えるものではなく、幽玄庵は貴重な空間となっています。
本格的なスタジオで映像のスキルを強化
映像を使ったプレゼンテーション能力は、年々必要性が高まっています。
そうした教育的な見地や、生徒たちのクリエイティビティを刺激して創造性を育むことなどを目的に、本格的なスタジオを設けました。
機材やソフトもプロと変わらないものを使えるようにし、生徒たちは高度な映像制作が体験できます。
今後も、360度撮影できるカメラでの天球動画などが制作できるよう、映像設備を充実させます。
集会にもスポーツにも使える多目的ホール
300人が収容可能な地下1階のホールは、学年集会や学校の説明会、さらに軽スポーツにも使うことができます。
収納式のステージも備えているので、演奏会や表彰式なども可能です。
ホール内を1/3と2/3に分割することもでき、大小のブースを使った催し物なども行えるようになっています。
生徒と先生がより近い、選択授業に対応
Social Lab<ソーシャルラボ>
ソーシャルラボは、少人数制で実施される高校生の数学や英語の選択授業などで使われます。
もちろん、他の教室と変わらない電子黒板が設置されていますので、最新のICT環境のもと、大学のゼミのような、生徒と先生がより近い距離での授業が可能となります。